(参考資料5)研究医長会議



○臨床系研究医長に関する取扱要領 (目的)
1 本学臨床系講座における研究体制の充実・研究活動の活性化を図るために、臨床系各講座に研究医長を置く。
(役割・業務)
2 研究医長は、所属する講座の大学院生、臨床研修医及びその他教員の研究について教授を補佐し、実験、論文作成、学会発表、公的研究費の申請等臨床系講座の教員の研究活動につき適切な指導・助言を行い、研究室の整備に努め、本学の研究の活性化に貢献する。また研究に関する研究者倫理規範について広く啓発活動を行う。
(任用)
3 研究医長は、教授が、十分な研究業績若しくは研究指導能力を持つ准教授・講師・助教の中から1名を指名し、臨床系教授会の議を経て任用されるものとする。
(任期)
4 研究医長の任期は1年とし、再任を妨げない。
(処遇)
5 研究医長は、教育医長、病棟医長、外来医長の兼務を妨げない。なお、手当は、別に定める。
(研究医長会議)
6 研究医長は、第2項に定められている大学の研究の活性化のために、研究医長会議を開催し、審議する。研究医長会議には研究医長の他、臨床系綜合研究施設責任者、研究担当副学長が出席する。また学長が指名する者が参加することができる。
(議長)
7 前項の研究医長会議に議長を置く。議長は研究担当副学長とし、必要に応じ学長へ報告する。
(事務)
8 研究医長会議の庶務は、大学事務部研究課が担当する。
(規程の改廃)
9 この規程の改廃は全学教授会の議を経なけらばならない。

附 則
本要領は、平成26年4月1日から施行する。



【研究活動】
 平成25年4月に大学の学舎が枚方キャンパスに統合された。MICDに臨床系綜合研究施設が設置され、研究施設・装置・設備が枚方キャンパスに整備され、研究環境が整った。臨床系の研究力を強化するために、臨床系21講座に研究医長を選出し、様々な活動を行う研究医長制度を導入した。研究医長の中から、海堀昌樹(外科学)と伊藤量基(内科学第一)准教授を本会議の代表者にして以下の活動を行っている。

1.臨床系研究セミナー
毎月2講座ずつ、各講座の若手研究者が研究内容を行い、他の講座の研究内容を共有することで研究者間の連携を図る場を目指している。
2.科研費の申請書のブラッシュアップ
研究医長、基礎系教授が研究医長が推薦する科研費計画調書を他の講座の研究医長が回読し、研究計画などについて具体的なアドバイスを行っている。平成27年度臨床新規採択件数は前年比で9件増加した。
3.臨床系講座の研究環境の改善
臨床系講座の研究力アップのため、研究医長にヒアリングを行い、学長に具申している。



 【研究医長一覧】
講座名 平成26年度 平成27年度 平成28年度
内科学第一 伊藤 量基 伊藤 量基 伊藤 量基
内科学第二 塚口 裕康 塚口 裕康 塚口 裕康
内科学第三 内田 一茂 内田 一茂 内田 一茂
心療内科学 水野 泰行 水野 泰行 阿部 哲也
神経内科学 金子 鋭 金子 鋭 金子 鋭
精神神経科学 加藤 正樹 吉村 匡史 吉村 匡史
小児科学 辻 章志 河崎 裕英 辻 章志
外科学 海堀 昌樹 海堀 昌樹 海堀 昌樹
胸部心臓血管外科学 金田 浩由紀 金田 浩由紀 岡田 隆之
呼吸器外科学 - - 齋藤 朋人
脳神経外科学 吉村 晋一 吉村 晋一 吉村 晋一
整形外科学 串田 剛俊 串田 剛俊 串田 剛俊
形成外科学 森本 尚樹 森本 尚樹 森本 尚樹
皮膚科学 山﨑 文一 神戸 直智 神戸 直智
腎泌尿器外科学 木下 秀文 木下 秀文 木下 秀文
眼科学 山田 晴彦 山田 晴彦 山田 晴彦
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 神田 晃 神田 晃 神田 晃
放射線科学 河 相吉 河 相吉 中村 聡明
産科学・婦人科学 岡田 英孝 都筑 朋子 都筑 朋子
麻酔科学 廣田 喜一 廣田 喜一 廣田 喜一
臨床検査医学 桝田 緑 桝田 緑 桝田 緑
救急医学 室谷 卓 室谷 卓 室谷 卓



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